所得税は、その人の1年間の所得の総額を計算して所得税額を計算することが原則です。所得税には、総合課税のほか源泉分離課税や申告分離課税という課税方法もありますが、次に掲げる所得については、合計して所得税の金額の基礎とします。
●利子所得
●配当所得
●事業所得(株式等の譲渡等による事業所得を除く)
●不動産所得
●給与所得
●譲渡所得(土地・建物等及び株式等の譲渡等による譲渡所得を除く)
●一時所得
●雑所得
したがって、総合課税とは上記の8つの所得を合算して、その金額に対応する税率を乗じて所得税額を計算する方法をいいます。